【売れた楽器ランキング】2022年上半期、2期連続の1位は? 島村楽器調べ


島村楽器株式会社(しまむらがっき)は、東京都江戸川区に本社を置く日本の総合楽器店・音楽教室。創業は1962年1月、会社設立は1969年3月。 創業から1990年代までは、JR総武線沿線の東京都城東地域と千葉県西部に店舗を構えるローカル色の強いイメージの楽器店だったが、郊外型大規模ショッピングセンター…
9キロバイト (990 語) - 2022年7月17日 (日) 11:08  (出典:Wikipedia)


「防音室」があれば、好きなだけ歌ってもいいし、演奏してもいい ♪

 島村楽器(東京都江戸川区)は、2022年度上半期に売れた楽器ランキングを発表し、21年度下半期のトップだった「防音室」が、引き続き1位を獲得したことが分かった。コロナ禍による巣ごもり需要で、自宅で楽しめる楽器の人気が続いていることに加え、行動制限の緩和でライブ活動に使用する機器がランクインする結果となった。

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 ランキングは、同社全店の楽器売上件数を前年同時期・既存店ベースで比較し、売上件数が伸びた楽器をランキング化した。
トップは前回に続き「防音室」(前年比206%)で、主な使用用途として楽器演奏はもちろん、テレワークや動画配信、ゲーム配信での使用が挙げられた。最近は防音性能が高いだけでなく、室内の音の響きや使いやすさなども重視した防音室を求める傾向にあるという。

 2位の「歌声合成ソフト」(同182%)は、ボーカリストがいなくても手軽にボーカル楽曲を制作できる商品。ボーカロイドが有名だが、他にもさまざまなタイプソフトウェアを発売しておりラインアップが充実している。コロナ禍以降、PCで音楽制作を行うDTMデスクトップミュージック)関連の商品が好調で、動画投稿で使用するテキスト読み上げソフトの売れ行きも良好だという。

 3位は「カリンバ」(同180%)で、練習動画や教本によるレッスン以外にもセミナーやサークルの活動が行われるようになるなど練習環境が整備され、ブームで終わらず継続して楽しむ人が増えている。商品のバリエーションも豊かで、魅力にハマった人は2台目を購入するケースもあるという。

 4位は「DJ機器」(同143%)、5位は「シンセサイザー」(同125%)と続いた。「DJ機器」はコロナ禍での演奏活動の自粛により売り上げが減少していたが、行動制限の緩和でDJをプレイする機会が増え需要が増加したという。「シンセサイザー」はコロナ禍で長期欠品していたが、供給が安定したことで販売量が増加。「シンセサイザー」の中でも電子管楽器が広く認知されるようになり、男女問わず幅広い年齢層で人気が定着している。

「2022年度上半期楽器販売ランキング」を発表した(画像はイメージ)

(出典 news.nicovideo.jp)